母乳のいろは [詳細2]

トップ母乳のいろは > おっぱいがでるようになるまで


□ おっぱいの様子 ○ おっぱいのあげ方や赤ちゃんの様子
妊娠後期おっぱいが張ったり、黄色い母乳がにじんだりすることもあります(おっぱいが準備を始めた証拠) ☆知っておきたいこと...
・おっぱいがわく仕組み、おっぱいの良さ、すばらしさを授乳している人や信頼できる本から知っておくといいでしょう(具体的に授乳の姿勢や添い乳の仕方を見ておく)
・産院で生まれたらすぐにおっぱいを吸わせられるかどうか。
・母乳育児がスムーズに行くためにも産後、赤ちゃんと一緒にいて、赤ちゃんが欲しがるだけおっぱいをあげられるかどうか
産後、困ったときに相談できる助産院や母乳育児支援グループがあるかどうか
□ おっぱいの様子 ○ おっぱいのあげ方や赤ちゃんの様子
赤ちゃんが生まれてもすぐにおっぱいは出てきません  生まれたばかりの赤ちゃんは意識がとてもはっきりしています。できるだけはやく赤ちゃんを抱っこして、おっぱいをふくませてあげてください。きっと一生懸命おっぱいを飲もうとしますよ。たとえおっぱいが出なくても、赤ちゃんはその時のおっぱいのにおいや乳首をふくんだ感じを記憶するといわれています。そして、生後2,3時間すると赤ちゃんは約24時間眠ってしまうのですが、目覚めた後おっぱいを飲むときにその記憶が役に立つのです。
□ おっぱいの様子 ○ おっぱいのあげ方や赤ちゃんの様子
おっぱいはまだにじむ程度でたくさん出ません  これからが赤ちゃんとママのおっぱいの練習開始です!お互い初心者なので最初からうまくいかなくて当然です。まず助産師さんや先輩ママにおっぱいのあげ方、くわえさせ方を見てもらいましょう。同室の2人目、3人目のお母さんに聞くのもいいでしょう。添い乳のやり方も教えてもらえるといいですね。
 おっぱいがなかなか出なくてもあきらめないで。赤ちゃんが泣いたらすぐに、それがどんなに頻繁でもおっぱいをあげてください。赤ちゃんに吸ってもらえば吸ってもらうほど、それが刺激となって脳からおっぱいを出すホルモンが作られるようになり、少しずつおっぱいの量も増えてくるはずです。また、夜間の方がホルモンは多く作られるので、赤ちゃんに吸ってもらうとおっぱいの出がよくなりますよ。
個人差はありますが、2〜10日にかけておっぱいが熱をもってカチカチに硬くなることがあります  甘いもの油っぽいものなどカロリーの高いモノは避けましょう。どんどん赤ちゃんに吸ってもらったり、助産師さんにマッサージしてもらうと楽になります。熱をもって痛いようなら保冷剤をあてて冷やしたり、キャベツの葉をおっぱいにあてるのもいいですよ。
 最初はおっぱいが出なくて心配かもしれませんが大丈夫。赤ちゃんは生まれてくる時に3日分のお弁当と水筒(栄養と水分)をもってくると言われています。医学的に必要がない限りミルクの追加は必要としません。
□ おっぱいの様子 ○ おっぱいのあげ方や赤ちゃんの様子
少しずつおっぱいの量が増えてきます  まだまだ赤ちゃんとおっぱいのリズムが合わないこともあって、おっぱいが足りてるのかなと心配しがちな時期。ママも寝不足が続いて疲れもピーク!なるべく体を横にして、添い乳など、自分が一番リラックスできる方法でおっぱいをあげて、赤ちゃんと一緒にちょこちょこ水分をとって体を休めましょう。
 退院時に、出生体重に戻っていないこともありますが焦らないでくださいね。体重計を自宅にレンタルして何度も測ることはことは気持ちが不安になりやすいので、生後1ヶ月までは測るのをやめておきましょう。赤ちゃんを見ていれば成長はわかりますよ。心配でミルクをあげたくなるかもしれませんが、ほ乳瓶の乳首はおっぱいに比べて吸いやすいので赤ちゃんが混乱してしまうこともあります。それによっておっぱいを吸いたがらなくなることもあります。おっぱいで育つ赤ちゃんには、なるべくゴムの乳首を与えないで。赤ちゃんが体をよく動かしたり、元気よく泣いていたり、おしっこがちゃんと出ていれば大丈夫ですよ。それでも心配なら、助産院さんにおっぱいや赤ちゃんの様子を見てもらっては?助産院に相談したり、自宅に出張してもらうこともできますよ。おっぱい会のような母乳育児支援グループとも連絡をとってお母さん仲間にも聞いてみましょう。
□ おっぱいの様子 ○ おっぱいのあげ方や赤ちゃんの様子
やっとおっぱいの量が増えている頃かもしれません

おっぱいが張らなくなり、出なくなったと感じることもありますが、むしろ赤ちゃんとのおっぱいのリズムが合ってきたしるしです
 赤ちゃんが急に成長する時期でもあり、おっぱいを頻回に欲しがるかもしれません。すぐにミルクを足さずに欲しがるだけおっぱいを赤ちゃんにあげましょう。1ヶ月検診もあり、ミルクを足すよう勧める医師も多いですが、毎日赤ちゃんを見ているママの方が目は確か!赤ちゃんが元気ならきっとおっぱいだけで十分ですよ。
□ おっぱいの様子 ○ おっぱいのあげ方や赤ちゃんの様子
柔らかくてふわふわなおっぱいになってきます  だんだんママと赤ちゃんのおっぱいのリズムが合ってきます。赤ちゃんもおっぱいの飲み方がだんだん上手になってきます。夜のおっぱいが増えることもありますが、赤ちゃんが大きく成長してきている証拠!
Copyright(c)2009 Shonan Oppaikai, All rights reserved.